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東京オリンピックで盛り上がる中で空いた時間にたまたまチェックしたら「心霊マスターテープ2」がアマゾンプライムで配信されていた。
以前「心霊マスターテープ」は一度見たことがあるが、あまりハマらなかったので「心霊マスターテープ2」はどうだろうって思ったがホントこれが久々痺れるドキュメンタリーホラー作品であった。
戦慄怪奇ファイル コワすぎ!シリーズでお馴染みの映像制作会社のディレクターの工藤仁(大迫茂生)とアシスタント市川美穂(久保山智夏)もゲスト出演されていた。
ちなみに作品中ではコワすぎじゃなく「ヤバすぎ」というタイトルで「工藤→獅童」「市川→市山」として名前を変えて出ている。
コワすぎという作品はニコニコ生放送でやってた時に作品タイトルを知ってそこからファンになって、作品を追い続けていた時期がありましたがいつしか作品も公開されなくなってしまい寂しい日々を過ごしていたが、まさかここにきてコワすぎの面々に再び出会えるということで観る前から久々ワクワク感が止まらなかった。
心霊マスターテープとは
まず心霊マスターテープはモキュメンタリーという手法で撮られた作品でありドキュメンタリー映像として見えるがそこに起きる超常現象、怪奇現象等で見る側は「本当に起こった出来事」かのように錯覚させる展開が魅力の撮影手法で代表的な作品としては、「パラノーマルアクティビティ」「search/サーチ」「アンフレンデッド:ダークウェブ」などの作品がモキュメンタリーが採用されている。
1つの題材を複数の視点から描くということで複数エピソードを展開して1つのテーマの答えにたどりつくという作品はコワすぎでは1作品1~2時間で展開されていたが心霊マスターテープは話を分割して各話25分程度に収まっている。
この作品の登場人物に心霊番組「ほんとうに映った!監死カメラ」シリーズの監督「寺内康太郎」とアシスタント「涼本奈緒」が視聴者に依頼された心霊現象や怪奇現象を調査するという内容となっている。
この作品はYouTuberの「ゾゾゾ」を始め今作から「THC OCCULT RADIO」「オカルト部」「オウマガトキFILM」等も参加している。
各話エピソード
1話「心霊考証のすゝめ」
2話「死の写真争奪戦」
3話「顔の無い監視者」
4話 「心霊大戦争」
5話 「エースの帰還」
6話(最終話)「心霊好事家達ノ挑戦」
視聴感想
まず前作の続きから始まるのですが前作を見てないと分からないというシーンがいくつかあったりしたので気になる人は観た方がいいかも。
撮影ディレクターの寺内は岩澤宅で見つけた謎のVHSを視聴中にグルグル巻きにされた写真を丁寧に捲る男が登場します。動く写真、謎の叫び声、不可思議な映像で気になった寺内はこのVHSについて調査することとなります。
コワすぎでお馴染みの工藤と市川が出てくるのは2話目「死の写真争奪戦」となり、作中ではコワすぎではなくヤバすぎと改変されて工藤も獅童と別名として登場しているがやっていることは相変わらず過激でした(笑)
暴れる獅童を宥める市山。このエピソードだけかと思ったら終盤にかけて心霊マスターテープの撮影チームを追い詰めている。
コワすぎを知っている世代からしたらこの二人が出てくる事で無難な終わり方はしないだろうって思ってたが。。。予想を裏切る展開でかなり楽しめました。
監督は寺内さんでしたが、白石監督も参加してるのではないか?って思わせるような演出もいくつかあったのでもしかしたら・・・って思ったがw
コワすぎ好きだった世代は間違いなくハマる!
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