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【海外ドラマ/ネタバレあり】ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス感想/面白いの海外ヒューマンホラードラマネットフリックス

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ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

 

久々神ホラードラマを観た感じ。
全話見終わった後に
「あー怖かった」というより
「あー良かった」って感じ。

 

こんなホラー系のドラマってあんまりなかった。
理不尽な幽霊によって次々と
心霊現象が襲い掛かるものかと視聴前は思ってたけど
全然違いました。

 

さっそくどんなドラマなのか
軽くストーリーを紹介しておきましょう。

 

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ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのストーリー

 

原作シャーリイ・ジャクスン「丘の屋敷」が基となった作品だが
ドラマ版ではクレイン一家がとある屋敷に
子供5人と夫のヒューと妻オリビアが引っ越してくる所から始まる。

 

兄妹は

長男 スティーブン
次男 ルーク
長女 シャーリー
次女 テオドラ
三女 ネル

屋敷に引っ越してから三女の末っ子ネルが
首折れ女」を見たと母オリビアに告げる。

 

最初はオリビアも子供の悪い夢程度に思っていたのだが
日々が経つにつれて家族の一人一人が怪奇現象に見廻れる事となる。

 

普通の屋敷ではないと悟った夫ヒューは子供たちを連れて
屋敷を飛び出すのだが、そこに妻オリビアの存在はなかった・・・

 

子供たちが成人を迎えそれぞれの生活を送っていると
末っ子ネルがスティーブン・シャーリーに電話をかけるが
繋がらず最後の伝手の父親ヒューに電話をかけた。

 

「首折れ女って覚えてる?」・・・と。

 

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスに出てくる兄弟関係

 

兄 スティーブン・クレイン

 

彼は屋敷で体験した出来事を大人になって「ヒルハウス」
というタイトルで小説家としてブレイク。
出版したことで兄妹とは疎遠になり
ヒルハウスに書かれてる出来事を軽視し
超常現象=自然現象と位置付けている。

 

ネルの失踪から彼は自宅でネルの亡霊を見る事になるも
心霊現象だと信じずにいる。

 

父親とは険悪の仲にありヒルハウスを飛び出した際に
母親を置いて行った事を憎んでいる。

 

スティーブンの幼少期は親に認められたいという
承認欲求があり、父や母に認められたいが為の
行動を取ってばかりだったので
大人になると彼の周りには人がいなくなっていた。

 

妻とは不妊治療に励むも成人前に去勢手術を
妻に黙ってしていた為に妻とは別居状態となる。

ヒルハウスの件をきっかけに兄妹関係にも
微妙に亀裂が深まり孤立感を深めていった1人でもある。

 

姉 シャーリー

 

葬儀屋を営む彼女は夫と子供2人がいる家族を持つも
妹ネルの失踪から彼女は再び幽霊を見る事となる。

 

正義感と生真面目さからテオと衝突する機会も多い。
弟ルークとは特にネルの結婚式に出させないようにしたり
兄スティーブンがヒルハウス出版した際も
汚いお金は受け取らないと頑固な一面もある。

 

夫に内緒で出張中に不倫した事すら
隠し通したシャーリー。

 

テオと夫の浮気が許せないけど
自分の不倫も実は心のどこかで
夫に対しての罪悪感があった。

 

ヒルハウスをきっかけに
シャーリーは家族の絆について
考えるようになる。

 

妹 テオ

 

テオは心理療法士として児童を
里親に預けるという仕事に就いていたが
ネルの失踪後に彼女も幽霊を見るようになる。

 

元々霊感が強く
いつも手袋をしている。

 

テオは兄妹の仲でも一番心を開かない存在にいて
基本一人で行動することが多いが
同性愛に目覚めてから夜な夜なクラブに行っては
女をシャーリーの家のゲストハウスに連れ込んで
やる日々を過ごしていた。

 

双子の弟 ルーク

 

ネルより40秒産まれるのが早い事でネルを揶揄ったり
幼少期はアビゲイルという架空の友達がいて
成人になると彼の性格から薬物依存症になる。

 

兄スティーブン・妹ネルには心を開いているが
他の兄妹とは疎遠の仲にいる。

 

薬物依存症を克服するために
治療施設に入所するも施設で知り合った女を探す為に
脱走してしまう。

 

兄スティーブンに発見されるも
彼の心の隙間を埋めてくれるのは薬物だけだった。

 

双子の妹 ネル

 

兄妹の仲で末っ子でありながら
子供の頃から幽霊を見て怯える日々が続いた頃から
不眠症になる。不眠症治療の為に通った病院で
カウンセラーと結婚するも不眠症は一向に良くならず
ある日夫を不慮の事故で失ってしまう。

 

夫を失った原因が幼い頃住んでいた屋敷
「ヒルハウス」にあると思ったネルは
屋敷に向かうもののヒルハウスに住む亡霊の餌食となり
自らの命を絶ってしまう。

 

兄妹の仲では双子のルークと仲が良く
ルークを施設に入所させる際に付き添いは
ネルが行っていた。

 

ザ・ホーンティング・オブヒルハウスにおける面白さとは

 

各話必ず幽霊がでるホラードラマなんです

 

このドラマの面白さは
各話に必ずといっていいほど「幽霊」が出ます。
しかも単純に驚かすおばけもいれば
何かに訴えかける幽霊も・・・

 

一番怖かったのがネルの葬儀を行う為に
兄妹が集まった所。
父ヒューと兄スティーブンが言い合いをしてる時に
棺が突然

 

ガタンッ!

 

見ているこっちが心臓止まりそうでした・・・

 

そして口を大きく開けて叫ぶシーンが多く
幽霊としては何かに掴んで襲ってきたり
振り返ったらいるみたいなステレオタイプの幽霊もいるけど
ザ・ホーンティング・オブヒルハウスに出てくる幽霊は
そんな単純な者ではない。

 

フツー他の作品なら幽霊が出たら
「キャーーー」って叫びながら逃げたり
その場から立ち去るシーンが多いが

 

このドラマだと
幽霊が出た→何もなかったかのように生活する
といった奇妙な行動に出る事から
他の心霊現象を取り扱ったドラマとは一線を置いている。

 

家族愛+ホラー=感動が生まれたんだけど

 

このドラマをホラードラマとして単純に位置付けていいのか。
それは違うと思う。

 

このドラマのテーマである
家族
このテーマが主軸にあるからこそ
次の展開が気になるように見入ってしまう。

 

これが単なる幽霊がバンバン出て
主人公やその周りに単に悪影響を与えるだけのドラマなら
恐らくは見なかったであろう。

 

必ず「理由付け」されるだけあって
「理不尽さ」がないので
何か見ていてホッとしてしまうホラードラマ。

 

ホラー要素は強いけど、
ホラー苦手な人も本当は見てもらいたいほどの
感動するヒューマンドラマにもなっているのが素晴らしい。

 

ジョジョの奇妙な冒険好きなら分かる的奇妙なドラマになっている

 

ドラマ内に出てくる現象はジョジョでいうなら
スタンドと似ている。

 

悪夢の中で夢を見ている人物に対して
悪影響を与えたり精神的攻撃をするのは
ジョジョの奇妙な冒険に出てきた
デス13といえるし

 

ネルは亡くなってから過去・現在と自由に行ける能力があり
それは
一巡した世界を体感できるスタンド
エンリコ・プッチのメイド・トゥ・ヘブン(天国の階段)にも似ている。

 

最後のヒルハウスの亡霊が使ったスタンドは
恐らく「ゴールドエクスペリエンス レクイエム」だと思う。

 

ジョジョ好きが見たら「これ絶対スタンドじゃん(笑)」って
シーンがいくつかある。

 

ヒルハウスに出てくる亡霊

 

ポピー

一番厄介な嘘つき女。
人を惑わせたり陥れたり
心の隙間に入り込んでくる亡霊。
母・オリビアを陥れヒルハウスに閉じ込める事に成功し
娘ネルもヒルハウスの餌食となった元凶でもある。

 

老婆

ベッドの上にいつも座りながらにこやかにいるが
特に悪影響を与えない。
だが存在が恐ろしい。母・オリビアに助言しようとするが
敵か味方かドラマを観終わった今でもわからない。

 

身長の大きい亡霊

ルークが見つけた帽子を探しに
屋敷内を夜な夜な彷徨う亡霊。
身長が2m強ありそうで杖を浮かせながら
近づいてくるので足音を立てないで来るのが怖い。
ハリーポッターに出てきたあのお方(ヴォルデモート)に似ている。

 

首折れ女

幼少期にネルを苦しめた首折れ女だが
実は成人したネルだった。
屋敷で首を吊って命を絶った自分が
過去・現在に行って自分の存在を知らせようとしたっぽい。
「ウソ・・ウソ・・・ウソ・・・」という風に
首折れ女になったネルは過去の自分を見つめるだけという切ない亡霊。

 

アビゲイル

屋敷の手伝いにきていたダドリー夫妻の子供。
ルークとは仲がよくてひっそりと屋敷に入って遊んでいる所を
母オリビアに見つかり茶会(ティーパーティー)を開いてる最中に
毒殺されてしまう。

 

赤い扉

亡霊ではないが「開かず間」的な存在で
屋敷の中でも一際目立つ存在のある扉。
ダドリー夫妻が所有する屋敷のマスターキーでさえ開く事は
できなかった。この扉の正体とは・・・

 

屋敷の地下に住むモンスター

ルークが地下で遭遇したモンスター。
ルークが着ていた衣服を噛みちぎり襲ってくる。
でもその姿を目撃したのはルークだけだが
その存在とは一体・・・

 

最終回を見終わった感想

 

一応全話完走したけど
とにかくホラードラマなのに次々と
気になる展開が多いので
とにかく怖いシーンがあっても
次が気になるといった感じで
ハマる要素のあるドラマでした。

 

謎解きも各話が進む事にされていくので
見ている側も納得のいくドラマとなっている。

 

なぜダドリー夫妻がなぜ屋敷を焼き払うことなく
20数年間も維持してきたのか。

 

なぜ父親は母親を見捨てたのか
なぜネルは命を絶たなければいけなかったのか
根本的な原因が「ヒルハウス」にあったと分かる。

 

ヒルハウスは過去数百年に続く屋敷であり
亡霊が棲み付くだけあって
とても人が住む場所ではなかった。

 

クレイン一家がもしこの家に住まなかったら
誰も悲しい結末を迎える事なく済んだと思うと
この家の怨念は凄いということがわかった。

 

亡霊が生き続ける屋敷。
ヒルハウスは亡くなった人に遭える。
夫ヒューが子供たちを助ける為に
自ら命を捧げてヒルハウスに住み続ける事を選んだ。

 

途中途中で出てくる心霊現象にも意味があり
ネルが兄弟喧嘩している時に亡霊として出てきり
生きている人間は訴えれても
亡くなった幽霊には訴えるのは難しいのだと思った。

 

このドラマなんといっても
カメラワークが凄い。

 

長々としたセリフはノーカットであり
カメラワークがグルーっと回転したら
もう別の世界にいるという。
斬新な演出も見所だと思う。

 

今年見た海外ドラマの中でも
結構良い感じのヒューマンホラードラマだったので
これはネットフリックスに契約してる人なら是非見た方がいい。

 

めんどくさい兄弟関係を持ってたり
家族と疎遠になってたら
このドラマ見た後に一度は連絡したくなるような
そんなドラマだった。

 

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→ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス視聴はこちら

 

 

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