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先日AmebaTVで今話題のOpen AIの「CHAT GPT」が特集されました。
ここ数ヶ月で急激に話題となった「ワード」でもある「CHAT GPT」。一体なんなのかについてはこの動画で紹介されてます。
さて、今回はブロガーにとって一番厄介ともいえる「コンテンツ量産」をさせてしまうことができてしまうCHAT GPT。私はこのCHAT GPTを使っての記事投稿はすべきではないと思っています。その理由について紹介します。
結論:Googleに絶対対策されてしまうから辞めておけ
まず結論から言うとCHAT GPTを使っての記事投稿をそのままするのは辞めた方がいいです。
間違いなくペナルティ対象になるのは明確です。というのもGoogleはこのChat GPTの存在を快くは思っていません。(参照記事:Google、AIが生成したコンテンツのランキングを破壊
こちらのサイトにもあるようにGoogleはAIがライティングしたコンテンツに対して20%程度のペナルティを与えたとあります。
最大60%のペナルティを与えられたという情報からも明らかになるようにGoogleはAIで書かれたライティング対しては厳しい眼を向けているという結果がでています。
Googleは独自のアルゴリズムを採用し検索エンジンを日々最適化させていっています。
最近検索していてもわかるとは思いますが「検索されたワード」に対しての回答が以前のようにサイトにそのまま誘導する形ではなく、サイトに掲載されている文章をGoogle検索結果のページに抜粋して紹介されています。
これはどうゆうことかというとGoogleが検索結果から適切なページを導きだしてページの一部を抜粋して検索してくれたユーザーに正しい回答を導いているということ。
CHAT GPTはこちらが入力したワードに対してAIが適切な回答を見つけてくれるんですが、この情報が正しいとは限らない。そして誤った回答をしてしまってる場合もあります。
正しい情報を掲載してないサイトに対するサイト評価は落ちてしまうというのは明らかなのでCHAT GPTでの記事投稿はおすすめしません。
Googleを舐めたら総ペナルティを喰らう覚悟が必要
私はかつて自動投稿ツールでサイトを量産してきた人間なのでそれらのサイトが今ほとんどペナルティの対象となっていて、ドメイン評価すらされていないサイトが複数あります。
自動投稿って数を打って稼ぐ手法なのでどうしても数を稼ぐ為に大量のコンテンツを用意する必要があります。
今運営してるサイトは全て私個人が記事を考え書いているものなので自動投稿で書いたものはないですが、これがもし1つでも自動投稿で書いたページがあるならGoogleはそのページの評価を著しく下げて関連してるカテゴリーからリンクされているページまでもペナルティを与えます。
1つのサイトにかけた労力とコストを考えても自動投稿はまずもって無駄になってしまう可能性が非常に高いのでおすすめしません。Googleを主戦でやってるなら本当に辞めた方がいいです。
AIを使った自動投稿ツールが流行る可能性がある
私が以前紹介してた自動投稿ツールはプログラム上で稼働させてブログサービスのサーバーを借りて運営してたものが多かったですが、これから出てくるAIを使った自動投稿ツールはAIが集積させた情報からAIが独自の考えで記事を書き、投稿できてしまうツールとなります。
人が恰も書いたような自然な文章を構築できるCHAT GPTの存在を観れば今後は同様のAIを使ったサービスが展開されてくる未来が見えます。
CHAT GPTはまだまだ発展途上な面もあります。それは「誤った回答をしてしまった場合は回答から逃げる回答をしている」という点です。
例えば今年流行るゲームソフトを教えてと聞いた場合、CHAT GPTでは今年流行るソフトを教えてくれると思っていたら、過去売れたソフトを羅列して紹介してしまいます。
これはAIが今年流行るソフトに関してデータを集積できていない為であり、過去リリースされた情報を集積して私に情報を提示してくれたことが原因となっています。
恐らく今後出てくるCHAT GPTを使った投稿系は過去の情報を羅列したもの、AIが集積された情報しか集められないのでここで予見できてしまうのが複数の人が同じ情報をAIに問いをしたら同じ情報が似たような文面で返ってくる事となります。
これがGoogleが一番嫌う文面となり、ペナルティを受ける可能性があるということとなります。なので今後出てくる自動投稿ツールも結局私がかつて利用してたプログラム上で動くものと変わりないサイトが大量に生まれてしまうこととなるのでおすすめはしません。
まとめ
否定的な事を多く書きましたが、本当に良い事はありません。ただ個人的な利用として使う分には面白いAIとコミュニケーションツールとしては利用できる点があります(AlexaやGoogle Home)のような会話型をイメージするとわかりやすいです。
LINE等でも会話型のAIコミュニケーションツールが出てきていますが、これらもワードをチョイスして人との会話をデータ搾取してる面もあり人間の思考をそのうちパターン化していく狙いも垣間見れます。
問い合わせ等でも最近は自動チャットロボなるものを採用してる企業もありますので今後もAIからは目が離せないということです。
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