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ビルゲイツは5年前のTEDの講演でコロナウィルスを予見していた!?「今必要なのはワクチン開発費」だった

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アフィリ息子の思うこと

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たまたまYouTubeで見つけたTEDの動画で「TED ビル・ゲイツ もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」という動画をTED公式が日本語字幕付きで再アップロードしたらしい。

- YouTube
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戦争より次にくる疫病大流行を予言していた?!

TEDの中でも語られていますが、ビルゲイツは幼き頃から家の地下室にあるドラム缶を例に

「子供の頃私たちが恐れていたのは核戦争でした。地下室にはこんなドラム缶があってその中には缶詰や水が貯められてました。核ミサイルがきたら私たちはシェルターに籠ってドラム缶中の食糧を食つなぐのです。今最大の世界的危機はこのような核ミサイルの大爆発ではなくこのような形をした直接見ることのできないほどごくごく小さなウィルスなのです」

このTEDの講演が行われたのが今から5年前の2015年です。新型インフルエンザが流行したのが2009年で2012年はMESのような疫病が流行しました。これまで諸外国の防衛費といえばいつ来るかもわからない戦争の防衛費に充てられていたのだが、このような疫病対策に対して国家単位で対策を行うということは想定していなかった。

エボラが感染しなかったのは「空気感染」しなかったから

ビルゲイツはエボラ出血熱の流行を追跡調査した結果以下のような点をあげている

・ヘルスケア達によるウィルス拡散を封じ込めた事

・空気感染しなかったウィルスの性質

・感染が都市部にまで及ばなかった点(運がよかったと皮肉)

さらにビルゲイツはウィルスに感染の怖さについても触れており

もしエボラが都市部に感染拡大していたなら症例数はさらに増えていたでしょう。運に恵まれない可能性を想定すべきでしょう。ウィルスの中には感染していても症状が無くそのまま飛行機に乗ったり、マーケットへ行ったりするケースもありますウィルスの感染源はエボラのような自然由来の疫病であったりバイオテロである可能性ですらあるのです。

今後必要とされる「ワクチン開発費」へのリソース注力

最後の方に今後必要となるのが「ワクチン開発費」にかけるリソースについて語られています。ビルゲイツは途上国でも大量の電力を生み出せる小型の原発を支援したり、2008年頃にはスヴァールバル世界種子貯蔵庫をノルウェーで建造したりとライフラインのインフラ投資を行ってきています。

TEDの動画でもワクチン開発費用の少なさにも言及しており、今後はワクチン開発にかける投資を積極的に行うべきだと提言しています。次に必要とされるのが「医療の専門的知識を熟知した医療従事者たちによる待機部隊」が必要と言っています。

彼等のように医療に専門的知識がある人材を大量に保有しておくことでたとえパンデミックのような状態になっても防ぐ手立てを考えるだけの医療従事者たちの知見があれば解決されるということです。これは日本に特に言えた事ですが、コロナ対策班なるものがありましたが日本で今一つ効果がなかったのが人材要因と組織構図にある。

アメリカでは「CDC(アメリカ疾病予防管理センター)」のような組織は下部組織に各感染症に対応する組織構図がありました。本部・支部合わせても15000人以上のメンバーが疫病の他にバイオハザード対策までカバーできています。

日本の場合だと「国立感染症研究所」だったり「厚生労働省・保健所」などしかなく今回の場合ですと厚生労働省内にある「コロナ対策班」が尽力したとされていますが、その活躍や活動報告はあまり多くの人に知れ渡る事はなかったです。

これは日本のメディアやマスコミも含め「感染者数拡大」の報道にウェイトを大きく占めた結果、本来やるべき「正しい感染予防」が広まらなかった大きな要因ともいえます。

ビルゲイツは今から5年前から指摘していたような事が現実となりましたが、今後疫病対策にかけるリソースがどのくらい充てられるのかも注目しなければいけません。

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