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母の日を忘れた息子に会いに行く映画「アザーフッド 私の人生」の感想

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Netflix

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

 

ネットフリックス限定の映画ですが
「アザーフッド 私の人生」という映画を
一昨日観みましたが、想像していたよりも
コミカルで感動的な映画となっていました。

 

女友達3人がパーティーで
母の日を忘れた息子の話をきっかけに
ニューヨークにいる息子たちに
会いに行くというストーリー。

一般的なロードムービーとは違って
「母と子」の話がベースになっていて
場面場面で「母親の葛藤」等も描かれていました。

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母となって「女」として見られなくなった中高年女性

 

この映画のベースにあるのが
「母親」として息子を育て上げた女性。
夫との関係もあまりうまくいってなくて
どこか「孤独」を感じている女性が主人公となっている。

 

亡くなった夫の遺品を片付けられない、
再婚した夫に満足できない、
不倫されて許した女。

 

子育ても終わり自分の時間を
持てるようになった女性ではあるが、

 

孤独を感じながらも生きている中高年の女性を
ターゲットにした映画であるのには変わりない。

 

ただ、この映画の面白い所は
そこだけではない。

母の日を忘れた息子が気になる親の話ではない

 

最初は「母の日」を忘れた息子に
会いに行くという設定ではあったが、
単純に「会いに行く」だけではなく
息子が戒心するまでニューヨークに居続けるという
突拍子もないアイデアで尋ねる。

 

これが息子たちにとっては
とてもウザったくとにかく母親を
帰らせようと画策するも失敗に終わり
母親たちはニューヨークにいる息子が
何をしているのか?という点に着目することに。

 

1人は売れない作家として
1人はゲイとして
1人は売れっ子雑誌社として

 

真実を知るうちに息子と母親の関係に
溝が生じるようになる。

 

知らなかった息子の実情を知ってしまった
母親たちはどうにかしようとするものの
どれも空振りに終わってしまう。

 

次第に三人の女友達との間にも
亀裂が生じる事となる。

 

母とは何かを問いかける映画でした

 

疎遠になった息子に会いに行くという
斬新でもない設定でしたが、
とにかく笑う場面が多かったです。

 

この映画で何度もお節介のように
接してくる母親の姿を見ると
自分にも母親がいますが
似てる部分もありました。

 

とにかく息子のことが心配で心配で
過保護になりがちだった母親たちにも
心境の変化ができたのは
息子たちの人生を知ってしまったからでしょう。

 

最初の頃は18年間住まわせてやったから
ニューヨークに一週間くらい滞在するのくらいなんて
大丈夫って言ってたのが「彼等には人生があるから
それを邪魔することはできない」という
心境の変化に至るまでのプロセスも
丁寧に描かれていた。

 

最期息子が母親に書く手紙があります。
「母親の良い所10個」を書くという手紙。
これが結構ヤバかったです。

 

久々当たりの映画を見た感じでした。
ちなみに「母の日」は忘れないように
した方がいいですよ。母親の恨みは怖いのでw

 

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